圧力を計測する際に様々なセンサ、方式が存在します。ピエゾセンサ,ストレインゲージセンサ、キャパシタセンサなど。footscanでは感圧抵抗センサを使用しています。
footscanで採用している感圧抵抗センサは、キャパシタセンサと仕組みが似ています。伝導体物質で作られた2枚のシート間に、もう1枚の伝導体物質でつくられたシート(エラストマー)が挟まれています。計3枚のシートから作られています。
圧力が加わると、挟まれた1枚のシートが歪み、挟んでいる2枚のシート間の抵抗が減少します。それにより起こる電圧降下をA/D変換し圧を計測しています。
補正を完全におこない、高解像度、高いセンサ密度であってもデータの取り込み周波数が不十分であるとデータのクオリティに影響します。
500Hzで取込んだ場合、2mSec毎にデータを取込みますので、左のグラフのように設置時間が220mSecであると、110個のデータが取込まれることになります。
footscanは最速500Hzで取込むことが可能です。
約3mm四方のセンサは0.5mプレート(578mm×418mm)に4096 個のセンサが敷き詰められています。
ヒトの足は、横幅より長いので、個々のセンサ配列はヒトの足形状に合うよう設計されています。圧センサ物理特性により、非感度となるスペースは生じません。