SenseGlove Novaの柔軟なフォームファクタは、高度な触覚・振動技術とスムーズなハンドトラッキングを組み合わせて、ユーザーがこれまで以上にバーチャルリアリティで形状、テクスチャ、剛性、衝撃、抵抗を感じることができる滑らかなハンドトラッキングを可能にしています。
バーチャルリアリティトレーニングに最適化するよう設計されたSenseGlove Novaは、危険物を扱うトレーニング、複数のツールやオブジェクトも用いた複雑なタスクを実行する物理的なプロトタイプの設計、テストなど、あらゆる種類のバーチャルリアリティをよりリアルに体感することができます。
SenseGlove社の触覚フィードバック技術は、磁気摩擦ブレーキを通して抵抗を加え、物体の密度およびサイズの感覚をエミュレートします。SenseGlove Novaは、親指から薬指までの各指にワイヤーでつなげられた4つのブレーキが組み込まれています。各ブレーキは、最大20Nの力を供給し、各指へ2kgのレンガに相当する重量を与えることができます。機械的なワイヤーを介して指先に伝達されるさまざまな力量は、多種多様な仮想物体のシミュレーションを強化します。
SenseGlove Novaは、バーチャルリアリティトレーニングに不可欠であるリアルなボタンクリックや衝撃の感覚をエミュレートできるようにする高度な振動アクチュエータテクノロジーを組み込んでいます。振動アクチュエータはグローブのハブにあり、親指と人差し指、手の甲に振動フィードバックを与えることができます。
株式会社HappyQuality様 事例
オランダ軍での軍事訓練
ロンドン鉄道での業務訓練
フォルクスワーゲン社での組み立て訓練
ロボットアームとの連動
手の運動機能のリハビリテーション
日常動作のリハビリテーション
モーションキャプチャ | 9軸絶対方位センサーと人差し指、中指、薬指の屈曲と伸展をキャプチャする3つのポテンショメータ、親指は屈曲、伸展、内転を2つのポテンショメータでキャプチャします。オプションのSenseGlove SDKは、独自のビジョンアルゴリズムとの融合により、HMDの視野内で指の追跡精度を高めます。 |
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触覚フィードバック | 指先の伸長方向に、最大20 Nの力を提供する4つの独自開発パッシブフォースフィードバックモジュールを搭載。プログラム可能な段階は、平均0.2Nの力分解能。 |
振動フィードバック | 親指と人差し指の指先に位置する最大1.8G peakの2 LRAハプティックモーターと手の甲には最大4.3G peak の1 VCA振動アクチュエータを搭載( 45-250Hz) |
電力消費:駆動時間 | 最大ピーク電流は1.7A、最大消費電力は13.75W(平均で1.5Aを使用)容量3450mAhのリチウムイオン電池を搭載、連続使用時間は平均2.5時間 |
通信 | 2.4ghzの無線シリアル通信 : リフレッシュレートは60Hz |
重量 | 手袋ひとつあたり320g |
サイズ | 手の甲の部分(各種モジュール、バッテリー等を内臓)のサイズは115mm×115mmの立方体内に収まる |
ソフトウェア開発キット | ・Unity ソフトウェア開発キット (SDK) ・Unity C++ SDK ・An Unreal Engine API |